和歌山県数学教育協議会
第41回研究集会

2023年8月21日(月)、22日(火)
於 : 白浜温泉「湯処むろべ」    
 

宿泊を伴う2日間の対面の研究集会としての開催は4年ぶりです。参加者は13名と少なめでしたが、久々にみんなが顔を合わして楽しい充実した研究集会となりました


【記念講演】「子どもにとって算数を学ぶとは 教師にとって算数を教えるとは 今こそ考えてみよう」中川眞砂代さん(奈良県数教協委員長)

 子どもにとって算数を学ぶことは、本物から様々な体験を通して、算数のおもしろさやふしぎさを感じ、算数の文化・ルーツ・原理・原則を知ることで、教師にとって算数を教えることは、子どもがうなずきなぜを生み出す授業のしかけを準備して、新しい発見・感動の学びを子どもと共に楽しむことだと話されました。そして、小学校の低中高学年でそれぞれ大切にしたいことを具体的に挙げていただきました。また、具体物やタイルを操作する授業、金属線を使って小数の乗除を考える授業、倍数メガネ作り、実物を使った重さの授業、釘の重さから本数を求める比例の授業、大根とサツマイモを使った密度の授業等、ぜひ取り入れたい本物の授業を紹介していただきました。 




【全体会】「数学の授業にゲーム・実験・操作活動を」
嘉摩尻寿(前和数協委員長)

  中学校の授業で実践されてきたいろいろな数学のゲーム・実験等の紹介がありました。ゲームとしては、正負の数トランプゲーム、マージャン風合同条件ゲーム、ブラックボックスを活用したはたらき当てゲーム、座標五目並べ。実験としては、様々な関数導入実験、確率導入実験、モンティホール問題の実験。操作活動としては、べきタイルを使った式の展開・因数分解・2次方程式の解の公式の導出。数学の意識を肯定的なものにかえていくために、ゲーム・実験・操作活動が大切だと話されました。



【楽しいものづくり】

夕食後のものづくりコーナーでは、分数マージャンゲーム、図形パズル、BMI計算器、3Dボックス、ブラックボックス等、いろいろな算数・数学教具が持ち寄られ、みんなで楽しみました。




【ナイター】

恒例のナイターでは、熱い算数・数学談義が時間を忘れて延々と繰り広げられました。




【校種別分科会】

2日目は、小学校と高校に分かれて分科会が持たれました。小学校分科会では、原啓司先生の「ここが問題!分数の学習~5年生商分数の授業から~」のレポート発表の後、参加者全員で、算数授業の問題点について語り合いました。高校分科会では、山脇先生が「指数対数授業奮闘記」として、対数の授業実践について報告があり、その後、阪田先生の「平面地図の塗り分け」のレポートで、平面地図が5色で塗り分けられるという「5色定理」の証明と、そこから発展した「4色定理」について学習しました。





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